こんにちは!しまりす学園のぽんずです!
しまりす学園では数学や英語が苦手な中学生に向けて、丸暗記じゃなくて仕組みから理解できる記事を書いています。家庭教師の経験があるぽんず先生が、苦手な子の気持ちに寄り添いながら一緒に考えていきます!
※このサイトの記事は分かりやすさや納得できるかに焦点をおいているため、学術的な正しさが担保されていないことはご了承ください🎓。

先生、テストで「私はサッカーをしません」を英語にする問題があって、I not play soccer. って書いたら×だったんです…。ちゃんとnotをつけたのに、なんでダメなんですか?

それ、めちゃくちゃいい間違いだよ!みんなが一度は通る道だからね。今日は「なんでnotだけじゃダメなのか」から一緒に解決していこう!
否定文は「don’tをつける」と習います。
でも、なぜ急にdoが出てくるのかまでは、あまり教えてもらえません。
だからテストのたびに「don’tだっけ?isn’tだっけ?」と勘で選ぶことになるんです。
つらい。
でも大丈夫です。ここにはちゃんと理由があります。
今回はその理由から解決していきます!
今日の主役のdoは、実は疑問文で一度会っています!まだ読んでいない方は、こちらを先に読むとスッと入ってきますよ!

「ない」の担当は、日本語と英語で違う
まず、日本語で考えてみましょう。
「行く」を打ち消すと「行かない」になります。
「食べる」なら「食べない」。
気づきましたか?
動詞そのものの形が変わっていますよね。
日本語は、動詞が自分で「ない」を引き受けてくれるんです。
でも英語はそうもいかない!
英語の動詞 play は、否定文になっても play のままです。形を変えません。
なんてことだ。
じゃあ誰が「ない」を担当するのか。
そこで登場するのが not です。
図を見てみましょう。
上の日本語は、動詞そのものが「行かない」に変身しています。
下の英語は、play は play のまま。代わりに not が横に立っていますね。
日本語は動詞が兼任、英語は別の係を呼ぶ。
違いはこれだけです!
なぜ「I not play soccer.」はダメなの?
では、not を動詞の前に置けばいいのでは?
まめきちが書いたのはまさにこれでした。
I not play soccer.
考え方はすごく正しいです。
でも、英語ではこれが通じません。
ここで思い出してほしいルールがあります。
一つの文に、動詞は一つだけ。
be動詞の記事でやりましたね。
「もう忘れちゃった!」という方は、こちらで確認してから戻ってきてください!

一般動詞の play は、たった一人で文の動詞を担当しています。
つまり play はすでに手がふさがっているんです。
そこに not が「打ち消してよ」とお願いに来ても、play は応えられません。
なので!
一般動詞は、否定文になるとき助っ人を呼びます。
その助っ人が do です。
図の見方です。
左では play が動詞の仕事でいっぱいで、not の相手ができていません。
右では助っ人の do が来て、not を引き受けてくれています。
play はそのまま。動詞は何もしなくていいんですね!

なるほど!playは忙しいから、代わりにdoが来てくれるんだ!

完璧!その一言が言えたら、もう半分は理解できてるよ!
don’tの正体。notの位置はbe動詞と同じ
助っ人の do が来たので、not は do にくっつきます。
I do not play soccer.
これが正式な形です。
そして、この do not を短くしたものが don’t なんです。
つまり!
don’t は1つの単語ではなく、do と not の合体技。
ここで、be動詞の否定文と並べてみましょう。
面白いことがわかります。
図を見てください。
上の文は am の直後に not がありますね。
下の文は do の直後に not があります。
notの位置、ぴったり同じですよね!
be動詞の文では am が、一般動詞の文では助っ人の do が、同じ場所に立っている。
だから覚えることは増えていないんです。

別のルールを覚えなきゃって思ってたけど、同じ形だったんだ…!

そうなんだよ。英語は意外と、同じことを繰り返してるだけなんだよね。
ちなみに、この do のような「動詞を助ける係」のことを、教科書では助動詞と呼びます。
can(〜できる)や will(〜だろう)も同じ仲間です。
だから can の否定文も、実は同じ形になります。
I cannot play soccer.(= I can’t play soccer.)
can の直後に not。ほら、同じですね!
今は「へえ、そうなんだ」くらいで大丈夫です。
これから助動詞を習うときに、「あ、あのdoと同じやつか」と気づけたら最高です!
一つの文に動詞は一つだけ
一般動詞は否定文で助っ人 do を呼ぶ
do + not = don’t(合体技)
notの位置は be動詞のときと同じ
主語がHe・Sheのとき。doesn’tのsはどこから来た?
ここまでは主語が I でした。
では、主語が He や She のときはどうなるでしょう。
まず、ふつうの文を思い出してください。
He plays soccer.
play に s がついていますね。
三単現のsです。
なので!
否定文にすると、こうなります。
He does not play soccer.
短くして He doesn’t play soccer.

あれ?plays の s がなくなってる!それに do が does になってます!

よく気づいたね!そこが今日いちばん大事なところだよ。
そうなんです。
ここでみんながやってしまう間違いが、これです。
He doesn’t plays soccer. ← ✗
He doesn’t plays soccer. ← ✗
これ、絶対に一度はやります。
というか、やらない人を見たことがないです。

正直に言うと僕も中学生のとき、ずっと勘で書いてたよ。sをつけるかつけないか、毎回テストで賭けてた。
でも、理由さえわかれば賭ける必要はなくなります。
s が2つある状態ですね。
does にも s、plays にも s。
なぜこれがダメなのか。
理由はたった一言です。
s は1つだけ。
図を見てみましょう。
①では plays にsがついています。
②で、そのsが助っ人の do の方へ引っ越していますね。
do にsがくっついて does になりました。
③では動詞が、sを手放して play に戻っています。
つまり!
sが消えたのではなく、doが預かってdoesになったんです。

なるほど!sがなくなったんじゃなくて、doが持っていっただけなんだ!

完璧!だから動詞にsを返す必要はないんだよ。sは1つで足りてるからね。
この考え方、実は疑問文のときとまったく同じです。
Does he play soccer? も、play にsがついていませんよね。
does がsを預かっているからです。
とにかく!
does が出てきたら、動詞は必ず原形(sなしの形)。
これだけ覚えておけば、doesn’t plays は一生書きません!
主語が He・She・It のとき、do は does になる
does は動詞の s を預かっている
s は1つだけ。だから動詞は原形(play)に戻る
✗ He doesn’t plays → ◯ He doesn’t play
迷わないコツ。分かれ道は「be動詞かどうか」だけ
さて、ここまでで作り方はわかりました。
でも、本当に大事なのはここからです。
テスト本番で困るのは、作り方を忘れることではありません。
「この文、don’tだっけ?isn’tだっけ?」と迷うことですよね。
そこで、迷わないための見方をお伝えします。
やることは一つだけです。
文の中の動詞が、be動詞かどうかを見る。
それだけです。
図の見方です。
一番上からスタートします。
動詞がbe動詞(am・is・are)なら、左へ。
be動詞は自分で否定できるので、助っ人はいりません。後ろに not を置くだけです。
be動詞じゃない(=一般動詞)なら、右へ。
助っ人の do か does を呼びます。
主語が He・She・It なら does、それ以外は do ですね。
なので!
考える順番はいつもこうです。
①動詞はbe動詞?一般動詞?
②一般動詞なら、主語はHe・She・It?それ以外?
この2つを順番に見るだけ。
勘で選ぶ必要はもうありません!

あれ、意外とシンプルですね…!2回考えるだけだ!

そうなんだよ。迷うのは「何を見ればいいか」が決まってないからなんだ。見る場所さえ決まれば、もう迷わないよ!
ちなみに、この分かれ道は疑問文のときとまったく同じです。
Is he a student? と Does he play soccer?
be動詞はそのまま前に出て、一般動詞は助っ人を呼ぶ。
否定文も疑問文も、同じ分かれ道を使っているんですね。
一度わかってしまえば、両方いっぺんに解決します!
まず動詞を見る。be動詞か、一般動詞か
be動詞 → 後ろに not を置くだけ
一般動詞 → 助っ人 do・does を呼ぶ
主語が He・She・It なら does、それ以外は do
練習問題

じゃあ、ここまで理解できたか練習問題で確認してみよう!

やってみます!
問題1
次の文を否定文にしてください。
I play tennis.
タップで答えを確認!
I don’t play tennis.
(I do not play tennis. でもOK)
タップで解説を確認!
まず、動詞を見ます。
play は一般動詞ですね。be動詞(am・is・are)ではありません。
なので!
助っ人を呼びます。
主語は I なので、呼ぶのは does ではなく do です。
do を動詞の前に置いて、その後ろに not。
I do not play tennis.
短くして I don’t play tennis. の完成です!
play はそのまま。動詞は何もしなくていいんでしたね。
問題2
次の文を否定文にしてください。
She is a doctor.
タップで答えを確認!
She is not a doctor.
(She isn’t a doctor. でもOK)
タップで解説を確認!
また動詞を見るところからです。
is ですね。これはbe動詞です。
be動詞は自分で否定できます。助っ人はいりません。
後ろに not を置くだけ。
She is not a doctor.
短くすると She isn’t a doctor. です。
ここが引っかけポイントです。
主語が She なので、つい doesn’t を使いたくなりますよね。
でも doesn’t を呼ぶのは、動詞が一般動詞のときだけです。
She doesn’t is a doctor. ← これはやってしまいがちですが✗。
動詞が2つ(doesとis)になってしまいます。一つの文に動詞は一つだけ、でしたね!
問題3
次の文には間違いがあります。直してください。
He doesn’t plays the piano.
タップで答えを確認!
He doesn’t play the piano.
タップで解説を確認!
doesn’t を使っているところまでは正解です!
主語が He で、動詞 play は一般動詞。だから doesn’t を呼ぶ。ここは完璧ですね。
問題は plays です。
sが2つありますよね。
does にも s、plays にも s。
s は1つだけでした。
sはもう does が預かっています。だから動詞に返す必要はありません。
play に戻してあげましょう。
He doesn’t play the piano.
これで完成です!
sを2回書いてしまうのは、本当によくある間違いです。
でも「sは1つだけ」を覚えていれば、もう大丈夫ですね!
問題4
次の文を否定文にしてください。
They study English.
タップで答えを確認!
They don’t study English.
タップで解説を確認!
動詞は study。一般動詞ですね。
では助っ人を呼びます。
ここで確認するのは主語です。
主語は They。
He・She・It ではありませんね。
なので!
呼ぶのは does ではなく do です。
They don’t study English.
ここも引っかかりやすいところです。
doesn’t を習ったばかりだと、つい使いたくなります。
でも does を使うのは主語が He・She・It のときだけ。
They は複数なので do です。
もとの文をよく見てください。study に s がついていませんよね。
sがついていない=三単現ではないというサインなんです。
これも見分けるヒントになります!
問題5
次の文を否定文にしてください。
My father watches TV.
タップで答えを確認!
My father doesn’t watch TV.
タップで解説を確認!
これは少し難しいです。ゆっくりいきましょう。
まず動詞を見ます。
watches は一般動詞ですね。だから助っ人を呼びます。
次に主語です。
My father。
He・She・It ……どれでもない、と思いましたか?
ここがポイントです。
My father(私のお父さん)は、言いかえると he ですよね。
一人の男の人だからです。
なので!
三単現あつかいになります。呼ぶ助っ人は does です。
もとの文をもう一度見てください。
watches に es がついていますよね。
これが「三単現ですよ」というサインなんです。
He・She・It という言葉が出ていなくても、動詞のs・esが教えてくれます。
そして最後。
does を呼んだので、動詞はsもesも手放して原形に戻ります。
watches → watch
My father doesn’t watch TV.
これで完成です!

My father が he だって気づけなかった…!でも watches の es がヒントだったんですね!

完璧!主語が名前や「お父さん」みたいな言葉のときは、he か she か it に置きかえてみるといいよ。これができると三単現でつまずかなくなるよ!
この「主語を he・she・it に置きかえてみる」という方法、めちゃくちゃ便利です。
三単現のsでも、疑問文でも、これから習う現在進行形でもずっと使えます。
ぜひ他の問題でも使ってみてください!
まとめ

don’tって、ただの丸暗記だと思ってました…!ちゃんと理由があったんですね!

そうなんだよ。理由がわかると、忘れても自分で組み立て直せるようになるんだ。
はい!ということで今回のまとめです。
一つの文に動詞は一つだけ
一般動詞の否定文は助っ人 do・does を呼ぶ
do + not = don’t/does + not = doesn’t
s は1つだけ。does のあとの動詞は原形
be動詞なら助っ人はいらない。not を置くだけ
もう一度、言葉でも整理しておきましょう。
英語では、一つの文で動詞の仕事ができるのは一人だけでした。
だから一般動詞は、否定文になるときに自分でnotを引き受けられません。
そこで助っ人の do を呼んで、notを預けているんですね。
主語がHe・She・Itのときは、動詞についていたsも一緒に do が預かります。
それが does の正体でした。
sは1つあれば足りるので、動詞の方はsを手放して原形に戻ります。
そして、be動詞のときは助っ人がいりません。be動詞は自分でnotを引き受けられるからです。
だから文を見たら、まず動詞がbe動詞かどうかを確認する。
これだけで、don’tとisn’tで迷うことはなくなります。
否定文はこれで完璧です。
今日わかった「助っ人」の考え方は、疑問文でも、これから習う助動詞でもそのまま使えます。
一つ理解すると、他の単元まで一気に楽になるんです。
とはいえ、ここまでの話を全部覚えておくのは大変だと思います。
なので、持って帰るのは一つだけで大丈夫です。
「一般動詞は、一人じゃ否定できないから助っ人を呼ぶ」
これさえ覚えていれば、忘れたときも自分で組み立て直せます。
あとは全部忘れてしまって構いません。
忘れたらまたここに戻ってきてください。何回でも待ってます!
一つ理解すると、こんなふうに他の単元まで一気に楽になるんです。
一つひとつ理解を積み重ねていけば、必ず解ける問題は増えていきます!
ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました!
わからなくなったら、いつでもこの記事に戻ってきてくださいね。
他の記事ものぞいてもらえるとうれしいです!


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